Ubuntu 初期設定(ls、vimの色とか)

Ubuntu 18.0.4をインストールした直後の設定をメモしておきます。
特にlsとvimの色が見にくいのでその辺変えていきます。

lsの色変更

lsの色はLS_COLORSという環境変数に設定しますが、直接編集するのは大変なため、dircolorsコマンドを使います。

1.設定ファイルをgitからclone
$ git clone https://github.com/seebi/dircolors-solarized.git .dircolors-solarized

.dircolors-solarizedディレクトリには以下の4つの設定ファイルがあり、この中から色を選びます。
・dircolors.256dark
・dircolors.ansi-universal
・dircolors.ansi-dark
・dircolors.ansi-light
今回はdircolors.256darkにします。

2.dircolorsコマンドで設定ファイルを読み込む
$ eval $(dircolors ~/.dircolors-solarized/dircolors.256dark)

これだけで変更完了。
設定前
f:id:zamdin:20201014211828p:plain
設定後
f:id:zamdin:20201014211843p:plain
特にディレクトリの紺色が水色に変わり見やすくなっています。

3.bashrcに記述

今のままでは再起動すると設定が元に戻るため、eval文を.bashrcに書いておく。

vimの色変更

vimの色を変更するには:colorschemeコマンドで確認、変更できる。

1.vimで適当なファイルを開き、:colorscheme[space][tab]と入力

tabを押すたびに、blue、dark blue....などと入力値が変わっていく。Eneterを押せば即時にvimの色が変わる。
これで好きな色セットを確認していく。
しかし、これは一時的な設定のため、.vimrcファイルに設定を保存する必要がある。

2..vimrcファイルを作成し、colorschemeを記述

.vimrcファイルがない場合は$HOMEに.vimrcファイルを作成する。

$ vim .vimrc

作成と同時に編集モードになるので、iを押して、

colorscheme [好きな色]

と一行記述して保存(:wq)すれば、今後は設定した色が適用される。
個人的にはronがおすすめ。

プロンプトの変更

プロンプトは$PS1という環境変数に格納されている。

$ echo $PS1
\[\e]0;\u@\h: \w\a\]${debian_chroot:+($debian_chroot)}\[\033[01;32m\]\u@\h\[\033[00m\]:\[\033[01;34m\]\w\[\033[00m\]\$

中間の辺りにある、\u@\hの部分が実際に表示される部分

\u ユーザー名
\h ホスト名
\W 今いるディレクトリ名
\$ 一般ユーザーの時「$」、rootの時「#」

また、色は\u@\hの手前の、[\033[01;32m\]の部分

0;30m Black 1;30 Dark Gray
0;31m Red 1;31m Light Red
0;32m Green 1;32m Light Green
0;33m Yellow 1;33m Light Yellow
0;34m Blue 1:34m Litght Blue
0;35m Purple 1;35m Light Perple
0;36m Cyan 1;36m Light Cyan
0;37m Light Gray 1;37m White

実際の変更は.bashrcにPS1=で始まる同文が記述されているため、そこを編集する。

if [ "$color_prompt" = yes ]; then
    PS1='${debian_chroot:+($debian_chroot)}\[\033[0;36m\]\u\[\e[0:36m\]:\[\033[0;36m\]\w\[\033[0;37m\]\$ '

編集後は、source .bashrcをして変更を反映させる。

/* -----codeの行番号----- */